読書に目覚めたときの本の選び方

僕は20歳頃に読書に目覚め、特にビジネス書、自己啓発本をたくさん読むようになりました。

 

お金も無かったので、本屋さんで2時間過ごし新品の本を眺め、中古の本屋さんに行き同じ本を探して買いあさっていました。

 

それでも最初は、いきがって「ビジネス書で有名な本こそ自分に必要なものだ」と思い、“カーネギー”や“7つの習慣”など果敢にチャレンジしていきました。

 

しかし、20歳といってもビジネスの知識もほとんどないので、全く読み進められなかった覚えだけあります。

 

いつの間にか本棚から取り出すこともなく、積読の一部になっていきました。

 

為になるような本はたくさん持っていても、読んで理解して血肉にならなければ、意味がありません。

 

まず、読書しようと思い立った時、どんな本から選べば良いのでしょうか?

 

 

 

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平易でボリュームの少ないもの

 

まずは、簡単な言葉で書かれている本を選びましょう。

 

自分に知識がないのに、いきなり専門的な用語が出てきたり、難解な内容だと、辟易してしまい読むのを止めてしまいます。

 

“初心者”だとか“はじめての”などのワードがタイトルに入っているものは、中身も分かりやすいでしょうし、分量もサラッと読めるように少なくしているでしょう。

 

書店で購入する前に、パラパラと本を見てみることも大事です。

文字や行間がギューギューに詰まっていて、余白がほとんどないようなものは、危険なのでやめましょう。

最近のビジネス本は、そのような本はあまりないですね。

1ページ読むのに1分以上もかかるような本は、初心者が読む本としては合っていないでしょう。

段落や行間が適度にあり、ペラペラとページを読み進められるような本が望ましいです。

ただ、著者がページを稼ぐために、不必要に段落や行間をあける本もありますけど…。内容は薄っぺらいものが多いです。

 

 

 

図やイラストが入っているもの

 

本の中には、最初から最後まで文字だけを並べて、のっぺりとした本があります。

そういう本は、面白い内容でも読み疲れてしまいます。

途中で、図解してくれていたり、イラストを挟み小休止させてくれるような本は読み疲れません。

図やイラストが、読者の理解を促してくれて、読書にリズムができて、スラスラ読み進めることができます。

難解な推理小説でも、途中で挿絵が入っていたり、建物の平面図が入っていたりすると、読者の想像を掻き立ててくれて、まだまだ読めるような気分になりますよね。

 

 

 

自分の興味・関心があるもの

 

興味のある趣味に没頭することは、誰でもあるものだと思います。

好きなことなら、多少の苦労や疲れなど吹っ飛ばしてしまう熱量がありますよね。

本は淡々とした文字を見続ける、同じことを繰り返す作業なので、僕は根本的に苦痛なことだと思っています。

 

だから、自分の興味のあること、今関心のあることなど、集中しやすい内容の本を読むことが大事です。

逆に言えば、読み進めていって、つまらくなったとか難しくなってきたとか感じたら、自分に合わなかった本と割り切り、その本を読むのはやめた方が良いでしょう。

自分に合う本は、この世界にいくらでもありますので、その本を探す時間に使った方が効率的だと思います。

 

 

 

というわけで、ありきたりな内容だったかもしれませんが、

読書は1人の人の考えや行動をも決定づけてしまうような影響力があるものなので、永く自分に合った読書をすることが大切だと思います。